丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

F1アメリカグランプリ決勝

アメリカグランプリ、昨年は琢磨の表彰台が見られたレース、ここまでノーポイントのBARホンダだが、得意のインディーでどう巻き返すのか・・・が、注目だったが・・・悪い意味で歴史に残ったレースとなりました。
今期のレギュレーションで、予選と決勝は1セットのタイヤで走る、トラブルが発生した場合にのみ交換が許される。それは、今急に決まったことではなく開幕前から決まっていたこと、今回ミシュランが持ち込んだ2種類のタイヤはフルラップ持たない事が判明し、MIは、持ち込んだタイヤとは別のタイヤを使用したいと、提案。これをFIAは却下。
それなら、と、高速のターン13に臨時のシケインを設け、速度を落としたいと提案、BS、他9チームは合意したもののフェラーリFIAが反対、結局そのままの状態でレースのフォーメーションラップが開始された。
MI勢の7チームはそのままグリッドに戻ることなくピットへ直行。BS勢6台のみが、グリッドに並び、ブラックアウトでレースが開始された。レースは、観客席からはゴミが投げ込まれ、異様な雰囲気の中進む、2回目のピットストップの後、フェラーリの2台が交錯し、2位に後退したバリチェロが、シューマッハに迫るシーンがあったものの、そのまま、タイヤ交換をすることも無く6台完走、フェラーリの今季初の1−2で幕を閉じた。
今回の件でFIAや、BSを非難する者もいるが、このレースをぶち壊したのはミシュラン。こうなる兆候は数レース前から発生していた、トレッド剥離、バイブレーションからのサスペンションの破損、異常磨耗。今回、FIAgs、折れなかったのは最良の判断だと思う、レギュレーションなど在って無いものになるところだった。