丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

下野と陸奥の国境を行く1「追分明神」

 
追分明神(住吉玉津島神社
東山道(現県道76号坂本白河線)の関東と東北の境にある古い峠神。かつては下野側、陸奥側に二社が並列していたが、現在は関東側だけが残っている。創立は古く、延暦10年(791年)坂上田村麻呂が征夷の途次に勧請したものと伝えられている。(案内板より)
義経伝説
治承4年(1180年)8月、兄の源頼朝(1147−1199)が伊豆に平家追討の旗を挙げたことを遠く奥州平泉できいた源義経(1159−1189)は、矢もたてもたまらず、藤原秀衡(ふじわらのひでひら)(?−1187)にお願いして鎌倉に上ることにしました。(案内板より)
 
階段脇の杉の巨木は樹齢推定700年、樹高はおよそ40メートルです。そして、白河付近の街道の定番「從是北白川領」道路のすぐ脇に建っています。
中世には栄えた峠道も、次第に奥州街道(現在の国道294号線)に移り変わってゆきました。