この日本橋には、本当の空がある。
起点、東京日本橋から国道4号線を235.3キロ。
福島県の郡山市と本宮市を分かつ五百川(ごひゃくがわ)に架かる橋。
日本橋(ひもとはし)。
正確な由来はわかりませんが、郡山市の日和田町と本宮町(当時)を結ぶ橋なので、日和田の「日」と本宮の「本」で「日本」ではないかと推測。
下を流れる五百川は、萩姫伝説の川で、
南北朝時代・建武のころ、京に住む公卿の娘で萩姫という美しい姫が、不治の病にかかり苦しんでいたところ、不動明王のお告げがあり「都を去る東北方、数えて五百本目の川岸に霊泉あり。それに浸れば全快する。」と聞きおよび、姫は、侍女を伴い一路東北へ。幾多の困難辛苦の末、ついに五百本目の川にたどりつき、ここに湧き出るお湯で難病が全快し、この湯に深く感謝して京へ戻ったといわれています。
その温泉が、磐梯熱海温泉。たくさんの旅館が軒を並べています。