丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

アイルトン・セナ 音速のかなたに

TOHOシネマズ宇都宮で鑑賞
セナのカート時代からの貴重な映像
F1に関しては、84年の第6戦モナコGPから94年第3戦サンマリノGPまでを追ったドキュメンタリー映画
個人的にF1は88年の第9戦ドイツGPから見始めた。
世界中を巻き込んだセナ・プロストの確執。
88年の日本グランプリは、ドラマチックなレースでした。
エンストで出遅れるセナ、中嶋。
トップに立ち逃げるプロスト。16週目にはシケインのミスを突いて、レイトンハウスのカペリが一瞬早くコントロールラインを通過し、リードラップを奪う。
序盤を盛り上げたカペリがトラブルでリタイヤすると、一時は14位まで順位を下げていたセナが、ついに2番手に浮上。
雨が降り始めると、首位プロストとの差を一気に詰め、そして、28週目ついにプロストを捉え先頭に立つ。
この空撮のシーンを観ると、いつも鳥肌が立ちます。
そして、初めてのワールドチャンピオン。
88、89、90年の鈴鹿は熱かったな。あの頃、月曜日の学校での話題はF1だった。
91年のブラジル、セナ母国初優勝。終盤は小雨ぱらつく中を6速のみで走り切った。オンボード映像を見るとシフトチェンジをしていないのが分かる。
94年サンマリノ、そのレースのセナの表情は、今までとはなにか違う。顔色も悪く、何かに憑かれているようで、見ていて痛々しかった。
最後のオンボード映像は、最終シケイン手前から始まる。シケインから猛然と加速しタンブレロへ…
今回映画では、映っていなかったのですが、コース脇で蘇生をするための緊急手術が行われていた場所に残された、大きな血溜まりが頭に今でも焼き付いています。
あの次の日は、仕事にならなかったっけ…