丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

不動滝


秋に訪れた時、聖ヶ岩ふるさとの森の管理人さんが、「5月から8月は農業用に羽鳥湖の水を流すから迫力がある」と、おっしゃっていました。
その、迫力がある不動滝を一目見ようと、聖ヶ岩ふるさとの森にむかいました。
麓の集落は、震災の影響が色濃く残っており、マンホール周辺の陥没、ほとんどの家の屋根にはブルーシートがかかっていました。
 
巨大な白い岩が森を切り裂き道路を損壊させていました。
ここより、すこし矢吹方面へ向かうと、大きな2つの岩が道路わきに並んでいて、夫婦岩と名が付いています、この岩もそのうち名前がついて後世に語り継がれるのでしょう。

通年ですと、5月1日より営業がはじまるふるさとの森ですが、今年は、東日本大震災の影響からか、いまだに冬期休業中でした。
 
秋に訪れた時より、流れる水の量が多く、水音も迫力があります。
少々荒れた遊歩道を10分程度進むと、眼下に不動滝が見えてきます。
落石で傷んだ階段を慎重に下ると、観曝台に到着です。
ここも、土砂が流失していて、足場が非常に不安定です。

上の写真の反対側から、落差は5メートル程度ですが、幅が50メートル位あり、ワンショットに全景を納めるのは不可能でした。
地震の心配もあることから、10分程度で切り上げ、ふるさとの森に戻りました。

所在地:福島県白河市
訪問日:2011年5月5日