6月の調査で、3.2と言う高い線量を記録した香久池公園。
前回訪問時4月10日頃の写真です。
桜がほころぶ季節でした、蕾の背景でわかりにくいのですが、地面は、緑に覆われていました。
気が付かなかっただけで、ビシバシと放射線が飛び交っていたんだろうなぁ…
11月3日の写真です、除染が行われ、その時の測定結果は、0.69と、発表されていました。
エアカウンターで数ヶ所測定してみました。
裸の地面の上は、0.56、0.66、0.59でした。
アスファルトで舗装された遊歩道の部分の方が高く。いずれも、1.0台の数値が計測されました。
合同庁舎で測定されていた方とのお話の中で、アスファルトの地面は、除染しにくいとおっしゃっていました。
隙間がおおくて、放射性物質が入りこんでしまうようです。
天候とむき出しの地面も相まって、寒々とした光景が広がっています。
この公園で、満開の桜の下で花見をした、あの時の明るい光景を思いだすと、切ない気持になってきました。
放射性物質の一番恐ろしいのは、見た目にはまったくわからないと、いう事。
地震で発生したひび割れや、傾いた街灯もすっかり元通りになっていました。
地面が緑に覆われていたら、全然普通の光景だったとおもいます。
