丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

山田建設杯全日本モトクロス選手権第4戦SUGO大会

TwellVで放送されている全日本モトクロス選手権を見ていたら、現地観戦がしたくなり
第4戦が宮城県スポーツランドSUGOで開催されるとの事だったので、早速観戦に行きました。

大坂スタンドより
SUGOのモトクロス場。


タイムスケジュールは朝7時から11時まで、東北シリーズの練習走行と決勝レースが行われ、
11時から全日本シリーズの練習走行と予選レースが行われました。

 



モトクロスの大会ルールを全く知らずに来ていたので、予選がスプリントレースだった事は嬉しい誤算でした。
IB-2(国際B級)は4グループ、レディースは2グループ、IBオープンは3グループに分かれ、それぞれ4周の、IA-2は2グループにわかれ7周のスプリントレースを戦い、上位に入れば明日の決勝レースに進出できます。
トップカテゴリーのIA-1は7周のレースを行い明日のスタートを決めます。
なんと、たった1000円(他に駐車場1000円)で全日本予選ヒート12レース、東北決勝6レースも見られてしまうとは…とてもリーズナブルな価格。
しかも大会パンフレットは無料(見た目は携帯会社の総合カタログを想像してください)
とはいえ、菅生に到着した時は、既に12時前で、ちょうどレディースクラスの練習走行が始まった時でした。


スケジュールをみたら、練習走行と予選の間に1時間の空き時間があったので、その間にパドックエリアをまわろうと計画。

駐車場から歩いて来て最初に見えるのがこの「ヤマケンジャンプ」写真はレディースクラスの吉田結那(#45)
IA-2はヤマケンビッグからピットエリア裏へ移動しながら観戦。

ヤマケンビッグを跳ぶ

IA-1は、大坂スタンドへ移動、左の山腹に見えているのが大坂スタンド。
コースは大坂を登って大坂スタンドを回り込んで下り、手前でターン3を折り返して登り、一番高いAコーナーへ、そこから下ってスネークと呼ばれるテクニカルセクションそこから、加速してヤマケンジャンプへ向かいます。

これがその大坂。斜面の勾配は30%

大坂に挑むIA-1(国際A級全日本のトップカテゴリー)の成田亮(#1)

パドック前のスタンドからみるとこんな感じ。まさに壁。


午後になると、各カテゴリーの予選レースが次々に始まります。これから3時間はびっしりレースが続きます。
例によってあちこちと移動しながらの観戦。これが一人観戦の醍醐味だな。

IB2-Bのスタートシーン。エキゾーストが高まると、なんとも言えない高揚感を感じます。

低速セクション「ルンバルンバ」大きさの違う段差が波のように続き、リズムよく走らないとタイムが伸びない。
上位と下位では、ここの走りの違いがはっきりわかりました。

ターン3から、Aコーナーを目指して駆けあがります。

Aコーナーに飛びこんでゆく穭洋子(#1)

今日一番うまく撮れた写真。IA-2の山本鯨(#1)

IA1が始まりました、今までのクラスとは、迫力が違います。
スタートから終盤まで独走した成田(#1)
ヤマケンビッグから下りながらブレーキングし左、右と切り返してルンバルンバへ向かうセクション。

中盤までは成田(#1)小方(#6)のホンダ勢が1-2体勢だったのですが、熱田(#5)が中盤に小方をかわし、最終周回に成田をかわしてトップチェッカーを受けました。


最後は、IBOpenクラスの3レース。
ヤマケンジャンプ3連発。
バックがかすんでいるのは、マシンが巻き上げる土煙りです。
とにかく凄い土煙りで服から持ち物まで全てのものに赤土が付着していました。
初めてのモトクロス観戦だったのですが、上から目線で申しわけないのですが、地に足がついている感じがしました。
モトクロスは、今まで気にした事が無かったので、以外とお客さんが入っていて驚きました。
いろんなところにアンテナを張っていると楽しい事が見つかるんですね。
明日の決勝は行けませんが、これからもテレビ中継を楽しみにしています、次は、最終戦の日本グランプリに行きたいですね。


最後に菅生で見たレースでは、ラークマクラーレンラルフ・シューマッハがポールを獲ったな、と考えて家でいつか調べたら1996年の出来事でした、17年ぶりだったのか…