丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

小室山

大室山から見た小室山、中央の山

山 名:小室山(2023-01)

標 高:321メートル

所在地:静岡県

訪問日:2023年1月3日

 

18きっぷ3回目と4回目を使って一泊二日の電車旅を計画。

その日の状況により飯田線の旅、または、沼津アルプスと決め始発列車で旅はスタート。

在来線には現代の関所、新白河の関があり関所越を強いられます。

続いて現れるのは黒磯大移動。5番線から陸橋を超えて1番線で待つ宇都宮行きに乗り換えます。列車が新しいのが救いです。

宇都宮では、すぐに発車する各駅停車熱海行きと、10分くらい後に出発する湘南新宿ラインがあります。

今回は、新宿で乗り換えることを想定し、湘南新宿ラインを選択します。

古河を過ぎると車窓に遠く富士山が見えます。富士の見え方で目的地を決めることとし暫し列車に揺られます。普通車グリーン車は快適ですね。新幹線にないゆとりが感じられます。

富士山

時に榛名山に惑わされるも雲一つない富士山が見えました。

このきれいな富士山が見えたら伊豆しかないよね…と、横浜で東海道本線に乗り換え。横浜から先の東海道本線に乗るのは一年ぶり。

真鶴の辺りからは時々相模湾グリーン車の二階席の左側より。

次は、熱海乗り換えで伊東線から伊豆急で川奈まで。

ここで、多少時間があったので腹ごしらえにと駅の外へ、熱海駅前の商店街は人があふれ、昼時ということもあり飲食店には行列が…

アツアツの温泉まんじゅうを買って小腹を満たし、川奈駅前に飲食店があるからそこでいいかと一番線のホームへ。と、階段の先には立ち食いソバのお店。

熱海そば

熱海そばを食す。美味。

 

地理院地図の3D表示で川奈駅付近から実際には建物で見えません。

川奈駅に到着、駅前の飲食店はお正月休み…熱海で食べておいてよかった。

さて、川奈駅から小室山公園までは普通の道路を進みます。上の画像左側に見える丘を右側から巻きながら登ります。

丘の上の住宅街、左側の家や木々の隙間から海が見えます。同じように歩いてる人は3人くらいいました。

小室山

小室山公園に到着、意外と人がいる。

小室山リフト

歩いても30分程度で登れますが、ここは500円(片道)を払ってリフトへ。乗り物好きだから仕方がないよね。乗り物があったら乗るのが温(ぬる)登山の醍醐味!!!

山頂の展望デッキ。下はカフェ。

伊豆半島は、フィリピン海プレートの北端で、大陸のプレートに沈み込んでいる場所、その為火山活動が活発で

小室山は火山の噴出物が堆積してできた山で、山頂のくぼみは噴火口の跡、大きさが小さいのでそそれっぽく見えない。山頂エリアには200人くらい人がいました。

山頂エリアをぐるっとめぐる展望デッキがあります、景色を見ながらでも5分くらいで廻れてしまいます。

三角点

 

山頂から東を望む

伊豆急の列車が走っていますがよく見えない

伊豆諸島方面

富士山は…見えない

大室山

大室山を拡大

小室神社

あっという間に一周してしまいました。

富士山が良く見えなかったのは残念でしたが、海に近いので相模湾から伊豆諸島が一望できます。

カフェ321より

折角なのでカフェによりました。

外のデッキと桟橋はカフェでの購入者限定のスポット。

ブレンドコーヒーを注文し外のデッキで、ぼーっと海を眺めるのも時には良いですね。

列車の時間が近づいてきたので、下りはリフトを使わず歩きました。東側を回り込むので日差しがなく結構肌寒く感じました。

今回のコースです。川奈駅からの往復で、行きはリフト込みで1時間くらい。

帰りはリフトなしで40分くらいでした。

グラフは行きの標高のおおよその推移ですが、最後の急上昇はリフトでインチキしています。

以前、大室山から望み、そのうち行こうと思った小室山ですが、コロナ渦もあって訪問に5年もかかってしまいました。

思った通りの良い山でした。