看板がなければ、ただの登山道、それが酷道289号線の甲子峠。
橋の幅は1メートルあまり、すれ違うこともままならない。
雪解け水を集め流れ落ちる3段の砂防ダムから容赦ない水しぶき、歩いているとめまいがする、が、転落したら上がれるところは皆無、軽く逝ける！
ここで川が二手に分かれ、細い橋でわたる川が阿武隈川。
3段で流れ落ちる砂防ダムは、情け容赦なく飛沫を浴びせかけてくる。
正面の砂防ダムの音との相乗効果で、一瞬感覚がおかしくなる。
橋を渡ると濡れた階段、その先には全国的にも有名なこの一品。
国道の看板（おにぎり）の支柱が木。しかも、まっすぐな木ではなく、そこらで拾ってきたような微妙な曲がり具合。
おにぎりの左、ドロドロの道が国道２８９号線です・・・
