丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

御霊櫃峠

冬型の気圧配置が強まり、会津では雪が降ったらしい。
幸いにして、本日は有給休暇を取得していたので、野次馬根性を発揮し、会津方面にハンドルを向けた。
通行止めの為、郡山市大槻町から直接峠には向かえないので、
一旦、三森峠で中央分水嶺を越え郡山市湖南町から、最初の目的地、御霊櫃峠へ向かう。
県道9号線から御霊櫃林道へ、遠くに見える峠は、木の枝が白くなっているように見える。
ぬれた路面を駆けあがる、標高が800メートルを超えたあたりから、木の枝に雪が付着し始める。
上空は、猛烈な勢いで雲が流れてゆく。
積雪は、ちょうど峠のピークになっている部分の前後1メートル位にシャーベット状に残っていた程度。

その、峠の分水嶺の部分から額取山の登山道方面を望む。
初夏は、山つつじが燃えるこの山も、今は、強烈な風が郡山方面へ向かって吹き荒れています。
手袋なしだったので、あっという間に手がかじかんできました。

それでも、頑張って半分くらいまで登ったのですが、さすがに途中で断念しました。

そこから、猪苗代湖を望む。
ひたすらに寒い、どのくらい寒いかと言えば、風の強い真冬を想像してください。
標高900メートル程度なのに、森林限界を超えているのがうなずける気候です。
10分程度で、退散しました。


訪問日:2011年11月22日
所在地:福島県郡山市
空間放射線量:0.20μSv/h(エアカウンター使用)
放射線量は、あまりの寒さの為、猪苗代側に少し下った所で測定しました。

アクセス:猪苗代湖東岸を走る県道9号線から御霊櫃峠方面(看板在り)へ、道なりに走ってゆけば、峠にたどり着きます。
注意:2011年11月22日現在、震災の影響により、郡山方面への通り抜けはできません。峠の公衆トイレの先で通行止めです。