丸子山な日常

丸子山な日々を綴ります。

今日のお絵かき日記&粟ヶ岳、駒出川上流

 
滝マップを作製したので先行してアップ。
新潟県三条市山中の粟ヶ岳周辺です。
粟ヶ岳は、標高は1293Mとあまり高くないのですが、麓との標高差が大きく、また登山道は尾根筋の直登ルートなので、歯ごたえのある山として人気です。

麓の駐車場(標高145M)

猿飛滝(同200M)

元堂跡、その名残を残す石段です。
昔は女人禁制でここまでしか入れなかったとの記述を見つけました。
この辺りには、4枚ほど水田があったそうです。

三合目手前の大ブナの木、樹齢は400年。頂上まであと4.1km

粟石を越えたあたりから、眺望が開けてます。
ここから、100メートル位が、前半粟薬師までの最も危険な部分。
両岸が詰めていて尾根が痩せ、岩盤が露出しています。
鎖などと言ったしゃれたものはありませんが、足を掛けられるように窪みが付いています。
ただ、岩場の右側に滑落すると、沢までの落差は50メートル、彼岸の彼方へ行く可能性が高いので注意。


連続して訪れる局面。
慎重にやり過ごしましょう。

粟石上、登山後初めて眺望が開ける所。

左に守門岳、正面の松の向こうにいい湯らてぃ、八木ヶ鼻、袴腰がみえます。
右側には、新潟平野、弥彦山、海岸線の低山の隙間からは、日本海
今回は、猿飛滝で引き返す予定で入山し、無装備だったので、この場所で撤退しましたが、
登山道は、粟薬師(600M)と、一気に駆け上がります。

この先も両側が切り立った尾根筋を行く「午の背(うまのせ)」があります、
ほか、鎖場もありますので、十分に注意して登山を楽しみましょう。



与一へつりの滝は、駒出川(こまいでがわ)本流の源流部に位置している滝で、推定落差5メートル。
正式な名前は付いていません、滝がある辺りはちょうど尾根筋が張り出していて、その部分を「与一へつり」と呼ぶ事から、便宜上名付けています。

与一へつり、地図による推定高度は50メートル以上