2017年に富士山の剣が峰に登ってから早7年。
その時の記憶が曖昧になってきたので、今のうちに記しておこうと思い立ちました。
もうすっかり富士山の風景がどうだったか今一つ思い出せなくなり、また、この裏側がどうなっていたか見ていないことがわかりました。
この場所は写真を撮る順番待ちがあり、前の人の写真を撮って、次の人に写真を頼む感じで全然ゆっくりできず周りをよく見ていなかったと思い出しました。
建物の横に山頂の標があり、手前に並んでいるのがそれを写すための待機列です。
最後の最後にとんでもない急登で、火山礫に足をとられ登りにくかった記憶があります。建物なども全然写真を撮っていなくてどんな感じだか記憶にありません。
山頂噴火口、影の向きから静岡側からの撮影と思われます。
日本で一番高い上り坂、
大沢崩れの源頭部から、
どこから写したか記憶にありませんが、地面の色から剣が峰周辺と思われます。
吉田口からお鉢巡りを始めて最初に目にする岩。
ご来光登山終盤
吉田口から登山、山頂手前の鳥居付近で隊列が動かなくなりそこで列から離れてご来光待機。この日の天気予報は曇り、山の天気図ではB判定でした。登り始めは雨の中、山小屋で仮眠をとり外に出た時には満点の星空。
山頂で聞いた話によれば1週間ぶりくらいのご来光だったそうです。
直前まで山中湖が見えていましたが、太陽が昇る頃に雲に隠れました。
太陽が少し高い位置に登ると再び隊列が動き出したので流れに乗って山頂を目指しました。鳥居を見下ろしての一枚。ご来光待ちで立ち止まっていたのでとにかく寒かった。
下から見上げる朝日を浴びて金色に輝く鳥居。
前年は5合目から一気に登ったので、この辺りは10歩くらい歩いて休んでだった。
前の年、霧で折り返した吉田口の山頂に到着。
値段は高いが相対的に安いジョージアロング缶でここまでこれたことを祝う。
この先は前回霧と時間の関係で断念したお鉢巡り、剣が峰を目指して出発です。
吉田口五合目
お昼過ぎのシャトルバスで5合目到着。高度調整とお昼ご飯にレストランへ。
噴火カレー コーヒー付き(1200JPY)安いような高いような微妙な価格。
セットのコーヒー
天候は生憎の雨、小御嶽神社で無事を祈って雨の中出発です。
かなりの雨です。普通の登山だったら今日は中止にしよか?と、判断しそうなくらい。
景色はずっとこんな感じ。
怪我をしないように慎重に進みます。
五合目から二時間くらい登ってこの日の宿、七合目鎌岩館に到着。
夕食のカレー。
ここで休憩と仮眠をとって深夜に出発します。2時間くらいうとうとしたかな?といったところだったでしょうか。
深夜、出発
外は満天の星空、麓の待ち明かりがよく見えます。
天気予報的には割と奇跡的な晴れ間。あとは、ご来光の時間まで曇らないことを祈ります。
吉田登山道は山小屋の連続、ここまで登ってくると小屋前の広場は人でごった返しています。
当時のスマホiPhone6sでは空が曇りのように見えますが、現有の13なら空は満天の星空に写っているはず。
登山のペースはだいぶ遅い。一歩登るごとに周辺は明るくなってゆきます。
写真に乏しい下山
地獄の下山中の一コマ、ひたすら代わり映えのない風景の中を下ります。
写真は見上げていますが、下に見えている山小屋がいつまでたっても近づかない苦行です。